2009-06-29 第171回国会 参議院 決算委員会 第10号
それは、いや、役人支配というのはそういうことじゃないんでしょうかね。大臣がおかしいと言いながらも変わらないということなんです。それを打破したいと私は申し上げて何度もいるんです。いや、野田大臣は大変優秀な方だと思いますよ。だけれども、その優秀な方がやっても今のシステムでは機能しない、だから政権交代しなきゃならないんじゃないかというのは我々の思いなんです。
それは、いや、役人支配というのはそういうことじゃないんでしょうかね。大臣がおかしいと言いながらも変わらないということなんです。それを打破したいと私は申し上げて何度もいるんです。いや、野田大臣は大変優秀な方だと思いますよ。だけれども、その優秀な方がやっても今のシステムでは機能しない、だから政権交代しなきゃならないんじゃないかというのは我々の思いなんです。
私は、そのほかの面でも、例えば、小渕総理が今六大改革は基本的に引き継ぐというふうに言われましたけれども、例えば行政改革、これは本日は時間の関係で取り上げません、別の我々の民主党・新緑風会の仲間が取り上げることになると思いますけれども、例えば行政改革についても、国民はもう役人支配は結構だと言っているのに、役人支配をむしろ強めるような、巨大省庁をつくるような改革をした。
恐らく、役人が資金を握り、研究者は形式的書類をたくさん書かされて、頭を下げて役所から資金をありがたくいただくという、役人支配の研究開発体制となるのではないかと心配されるのであります。もし、そうだとするならば、これはまさに役人上位、研究下位ともいうべきものであって、期待する実績はおぼつかないばかりか、事実上の財源負担者である国民を裏切ることになるのは明らかであります。